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古本屋日誌

2025-12-06 15:09:00

昨日まで風も冷たく、びっくりするほどの冬の大気に包まれていたが、今日は快晴で風もなくひなたでは、ちょうどいい陽気だ。

 

 

元町の神戸古書会館で、一箱古本市があるというので、昼からのぞいてみた。

 

 

ここは阪急の花隈駅の裏手にあって、1964年に出来た木造2階、15坪くらいの古風な建物だ。

 

 

会館の前の道は、普通車がやっと通れる程度の幅員しかなく、入り口は2間くらいあって、入ると土間があって、そこから40センチくらい、ヨイショと上がると板の間となっている。

 

 

入り口左手に「今日は土足」と掲示があるし、大きな下駄箱もあるから、普段は上履きなのだろう。

 

 

さて一箱古本市だが10店くらいが参加していて、みかん箱みたいなものや、プラスチックの容器、小さな本棚なんかを床に並べている。お客さんは20人くらいいて、なかなか盛況だ。

 

面白かったのは、おこたを床に設置して、主人は、ひと昔もふた昔も前の貧乏学生が来ていたようなドテラをはおって、おこたに入って店番をしていた店があったことだ。

 

 

客は皆立って品定めをしているから、床に置いたおこたの中では、見下ろされるようなあんばいで、俺なら居心地が悪いなあ。

 

 

それぞれの店主は椅子に腰かけたり、立っていたり、思い思いの姿勢でお客さんとあれこれ話をしている。

 

 

 昔の大学の、古い寮、例えば吉田寮みたいな感じがして、妙に懐かしい。2階では業者同士で行う入札の模擬体験が行われているという。

 

 

これらは古本組合の魅力を伝えて、組合員になってもらうための取り組みであり、意義深いものだと思う。