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古本屋日誌

2025-11-21 18:14:00

今日から谷町四丁目の古書会館で古本市。9時に郵便局に出向いて出荷してから行ってみた。

 

 

谷町線の谷町四丁目駅の最先頭車両から降りて、そのまま右手の階段を上がり、改札を出て、エスカレーターから地上に出る。すぐ右手は中央大通りだ。

 

 

幅二間くらいある歩道をだらだらくだっていく、すぐ左手にはアパホテルがあって、昼ごはんはここで食べることが多い。(バイキングで1100円)

 

 

一筋目を左(南)に横たわって、しばらく行くと右手に南大江小学校のグラウンドが見える。

 

 

生徒数の急増で、もともと狭いグラウンドの一部を潰して、4階建ての校舎を建てたので、窮屈な感は否めない。しかし、子どもは叫び声をあげてうんていやら、校舎の裏やらで大騒ぎしている。

 

 

道は上りになって、信号のある和泉町の交差点、ここにはファミリーマートがあって、10時の開始までしばらく時間をつぶすことができる。

 

 

前は雑誌も置いていたし、セルフレジや飲食スペースもあったのだが、今はそのいずれもなく、代わりに、いろんなおつまみが並んでいる。茹でた南京豆なんかも置いていて、ビール党にはたまらないだろう。

 

 

交差点を超えてさらに南に進むと、太陽コーヒー、居酒屋の酒米なんかがあって大阪古書会館だ。

 

間口は5間くらいはあって、5階建てで、前の道も広くて、神戸の古書会館とは違い、トラックを横付けできる。

 

 

10時5分前に到着したが、前には20人くらい並んでいて、いつもよりは少ない感じだ。

 

さて10時丁度に開店、いつものようにアジア號の店主が「おはようございます‼️」と元気よく挨拶される。

 

今回は初めて「古書牛歩」と「エイトブックス」が参加しているそうで、「牛歩」は入ってすぐ右手にたくさん100円均一の本を並べていて注目されていた。岩波文庫の『耳袋』なんかも並んでいる。

 

 

 

アジア號は紙モノ、古地図をはじめたくさんの単行本が並んでいる。

 

矢野書房も人気で文学書がたくさん並ぶ中、単行本の『秘境西域八年の潜行』3巻揃(3500円くらい)もあった。またガラスケースの上には川崎ゆきおや花輪和一の単行本もあった。

 

ディックはとてもきれいな様々な文庫本や新書本、雑誌が並んでいる。講談社学術文庫の『密教経典』(500円)なんかもあった。

 

 

真木書店も単行本、文庫本の著者サイン本をたくさん並べていた。中には半村良のもあった。

 

 

寸心堂はいつも通り、西洋文学の単行本のや文庫本がたくさんあるほか、大江健三郎の単行本もたくさんあった。

 

 

汎書店はたくさんの単行本のほか、文庫を1冊200円、3冊500円で出していた。中には新潮文庫の今東光『悪名』、講談社文庫や角川文庫の古山高麗雄の本もあった。

 

 

横丁には、和本がたくさんあるほか、いろんな単行本が並んでいる。民俗学者の中山太郎の本、筑摩書房の『現代民話考』の数冊とかもあった。

 

 

厚生書店はたくさんの文庫本が平台に並んでいる。朝日文庫の『宋詩選』揃、『唐詩選』全4巻揃、岩波文庫の『常山紀談』(カバーなしのやつ)なんかも目についた。

 

 

どこの本屋が出しているかはわからなかったが『宮本百合子選集』全12巻揃、外箱付きもあって1000円くらいで売っている。

 

こないだの知恩寺の古本市でも『宮本百合子全集』が8000円でお堂の周りに並んでいたのを見た。20世紀を代表する文学者なのに不当に評価が低いのは不思議というほかない。

 

 

NHKの『バタフライ イフェクト』で戦争中の文学者を取り上げていたが、永井荷風の『断腸亭日乗』を引いて戦争への抵抗だと言っていたが、宮本百合子に全く触れないのは理解に苦しむ。