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古本屋日誌
今日はいい天気で、昼から北浜に出て堺筋線に乗り換え、恵比寿町で降り、堺筋をてくてく北向きに数分歩く。
久しぶりに「まんだらけ、グランドカオス」に来てみた。なんでも移転5周年だそうだ。
ここは堺筋に面した細長いビルで、間口は2間くらいしかないが、横幅は30メートルくらいはありそうな6階建だ。
メインストリートから少し入っての南側の黒い壁に白いペンキで落書きされている。
かなり前の深夜に何者かがやったことらしいが、犯人をどうしても捕まえたいと、店内には有力な情報をくれた人に30万出すと掲示されている。
俺はフギュアにもプラモにも、カードにも一切興味がないので、さっさとエレベーターで4階。
ここは画集、写真集、文学書、哲学書、音楽本、スポーツ雑誌、タレント本、タレント写真集、占い書、オカルト本、絵本、探偵小説なんかがところ狭しと並んでいるのだ。
本は全て透明なシートでラッピングしてあって、必要な本には刷やコンディションが書いた紙片が貼り付けてある。
本はどれもいいコンディションのものがほとんどで大したものだ。
画集のコーナーにはアラーキーのものもたくさん並んでいるが、俺は『別冊太陽』の北斎特集号が欲しかったな。
文庫本は岩波文庫、ちくま文庫、講談社学術文庫、講談社文芸文庫、サンリオSF文庫なんかがそれぞれ並んでいるが量はそこそこ。文芸文庫では森銑三の『物いう小箱』(2000円)サンリオの『馬的思考』(帯、1000円)が目についた。
単行本は田中小実昌や村上春樹なんかが、たくさんある。
また、小林信彦の『冬の神話』(単行本)や川崎彰彦の『二束三文詩集』『夜がらすの記』、小島信夫、坪内祐三『別れる理由が気になって』(単行本、帯)なんかもあった。
占いの本では野末陳平の『姓名判断』(2500円)もあった。
探偵小説コーナーでは角川文庫の白背『悪魔が来たりて笛を吹く』(4000円)があったし、音楽本コーナーには小林信彦の『エルヴィスが死んだ』や単行本の『日本の喜劇人』なんかも並んでいた。『大阪古地図むかし案内』(正、続、続々)なんかもきれいなのがあった。