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古本屋日誌

2025-11-14 14:31:00

今日から神戸の古書会館で古本市。風邪気味なんだが、出荷してから行ってみた。

 

 

神戸の古書会館は阪急の花隈駅、西口すぐのところにあって、なんでも1964年に出来たということだ。

 

JRの高架線に沿って、南北に幹線道路が走っているが、古書会館はそれらに面しておらず、東西に幅一間もなさそうな狭い道が前を通っている。

 

重たい本を運搬するのに不便だと思うのだが、1960年代前半はまだリヤカーなんかで本を運んでいたのだろうか。

 

 

さて、会館は木造二階建て、入り口には広い土間があって、元々は履き物を脱いで上がるスタイルだ。

 

 

広さは一階、二階とも15坪くらい、特筆すべきは木製の階段で、一段一段の幅が狭く、20段くらいあって、手すりはあるものの、降りる際は本を抱えていることもあって、慎重にならざるを得ない。

 

 

今回はXに姫路のあまかわ文庫の投稿があって、写真に天野忠詩集、正続2巻揃が写っていてこれを見てみたかったのだ。

 

 

天野忠は京都の詩人で、平易なよみくちで人気の詩人だが、正編はわりとよく見て、3500円くらいなんだが、続編は見たことがない。

 

 

さて展示だが、一階は尼崎の図研がいつも通り紙ものや、今回は古い童話なんかも並べていた。

 

古書会館では、毎週業者の市が開かれているようで、壁にはボードのカレンダーもあって予定が書いてあるし、入り口には「毎日会館は16時に閉めるから、注意してくださいなる」掲示もある。

 

 

四ツ目屋はいろんな単行本を並べていて、そのなかには松岡正剛の『生と死の境界線』(1300円)なんかもあった。

 

イマヨシ書店はいろんな文庫を並べている。教養文庫の『アクアク』(600円)なんかもあった。

 

二階には、まず階段を上がってすぐ左手と右手に本棚があって一庫書林がたくさんの講談社学術文庫、ちくま文庫、岩波文庫なんかを並べている。

 

『増鏡 中、下』(ともに500円)『撰集抄』(300円)なんかが目についた。

 

 

あまかわ文庫もたくさんの講談社文芸文庫を並べている他に、Xで見た『天野忠詩集』(正続)もあって13000円くらいの値段だった。

 

それにしても続編は珍しい。他には大江健三郎の『最後の小説』、講談社文庫の『天の魚』(1000円)なんかもあって眼の保養を楽しませてもらった。

 

 

2階にはいろんな文庫が並んでいてちくま学芸文庫の『映像の詩学』、ちくま文庫の『わたしの修業時代』『ジェインオースティンの読書会』なんかは珍しいなあと思って眺めた。

 

 

単行本ももちろんたくさんあって、戦記モノが目についたほか、『動物の権利』(1000円)『大和屋歳時』(箱、輸送用箱、1万円)なんかもあった。『大和屋歳時』は宗右衛門町の料亭だったのだが、輸送箱がついている本は初めて見た。