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古本屋日誌
2025-10-14 14:14:00
先週の木曜から天神さん、金曜から天王寺さんと京都の古書会館で古本市が開催されている。京都のは日曜日で、天神さんのも月曜で終了。
天王寺さんでは、自転車で大阪の2つの古本市を行き来して本を漁ってるおじさんがいた。
「いや、30分もかからんよ、ほら折りたためる自転車あるやろ、あれは、電車にも持ち込めるから梅田までは電車で来てそっからやん。」
なんでも寺社仏閣の本を探しているのだそうで、たくさん買えたら段ボールに詰めて送ってくれるサービス(23キロまで1200円)を利用するのだそうだ。
「庚申さんの、すぐ南にまだ湧き出してる井戸あるんやわ。飲めますんやで、知らん人おいけど」という。
これは俺は知っていて、庚申さんのすぐ斜向かいに、ちょっとしたスペースがあって、井戸があるのだ。
地元の人がずっと管理していて、時々井戸替えなんかもしていることは、先日NHKでも取り上げていた。
確かにこの井戸は水量が豊富で井桁のすぐ際まで、水があるのでびっくりするのだ。
今回の天王寺さんの古本市は、これまでなかったような珍しい文庫本がいろいろ並んでいたので驚いた。
団塊の世代やその前の人たちが亡くなる時期を迎えて、遺族が遺品の整理を古本屋に依頼してくるからだと思う。
これまでは増えすぎた本を少し処分しようと蔵書家が古本屋を呼ぶことが多かった。
その場合は「もっとこの本は高いやろ、買いたたかんといてや」となって、それなりの値段を支払うことになるので、必然的に古書価も高騰する。
しかし遺族にとっては残された本は単に場所塞ぎでしかなく、「なんぼかんぼでもええさかい、持っていんでや」となる。
当然安く買えるから、古書価も落ち着くし、大量に市場に本が流通することになる。