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古本屋日誌

2025-10-10 14:56:00

今日から天王寺さんで大規模な古本市。大阪を中心に32の古本屋が参加している。

 

朝郵便局に出荷に出向いて、その足で四天王寺。9時45分頃到着。今回は天神さんの古本まつりと会期がかぶっていることもあって、少しお客さんが少ないように見えた。

 

 

今年からLINEの友だち追加で100均の本を1冊プレゼントしてくれる仕組みになっている。これまでのスタンプによる金券発行は無くなった。

 

 

ツアーで四天王寺を訪れる外国人客も多いので、本だけでなく、錦絵、ポスター、着物、ぐい呑み、小物雑貨なんかを扱っている店がある。

 

 

伽藍前の石段に腰掛けていると、中東系の旅人に「天王寺公園はどこですか?」と聞かれる。スマホのアプリでも見せて聞いてくるのでもなく、紙片を差し出して方角を教えて欲しいという。

 

 

四天王寺からはもちろん南西なんだが、歩いて10分くらいはかかる旨伝えて、「この前の門を出てまっすぐ歩いて右」というと「エブリシング、グゥー」という。

 

石の鳥居から西大門あたりには雑貨、小物、ポスター、靴下、紙物、陶器、皿やコップなんかを売る露店が並んでいる。

 

 

今日10月10日は紙衣堂の縁日、歳をとってもしもの世話にならずにすむというご利益を求めて、たくさんの善男善女がお参りに詰めかけている。

 

 

池崎書店はいつものように魅力的な文学書、文庫本をたくさんテント内に並べていて壮観だ。

 

 

理系の本なども扱うおくだ書店は魅力的な文庫本を棚に並べている。岩波文庫の『リグヴェーダ讃歌』『クォヴァディス』の揃、朝日文庫の『お前はただの現在にすぎない』なんかもあった。

 

 

小町書店はいつも通り、1冊300円、5冊800円で、たくさんのお客さんを集めていた。

 

 

瀬戸内アーカムハウスは、平台に大量の古い本、雑誌、文庫を積み上げていて、値段の付いているものは半額、それ以外は300円で販売している。(もちろん別に値段の付いている本もあった、漫画雑誌『ぼくら』とか)

 

平台に、まずずらりと本を並べて、びっしり敷き詰め終わると、その上に雑誌、紙物を積み上げて、本のタワーになっていて、それを崩しながらあれこれ見るのは古本市の醍醐味だと思う。

 

 

普段古本屋で本を崩しながらとか、邪魔な本をすぐ横にヒョイと放り投げるとかは憚られる。

 

 

しかしここでは、そうでもしない限り下に隠れている本を発掘できない。

 

 

DVDが傷つかないよう、ある程度加減しながら、それでもタワーは容赦なく崩れてくるので、左手で支えつつ、本を探るのは何かいけないことをしている背徳的な魅力もあるね。

 

 

70年の大阪万博のガイドブック、ちくま文庫の長谷川伸の戯曲集、ちくま文庫の『ナマコの眼』バーミンガムの『天皇の陰謀』などが並んでいる。

 

 

アジア號のテントには、1冊400円でたくさんの和本が積み上げてあるほか、個人が撮った写真も箱に入れてずらりと並んでいる。中には祝言での大判の集合写真もあった。サイズごとに値段が決まっていて大きいのは1枚1000円。

 

 

クロックワークは滋賀の古本屋で、レコードやCDをいつも通りたくさん並べている。

 

さらに1冊150円でたくさんのきれいな文庫本を並べている。中には講談社学術文庫の『草書の字典』、岩波文庫の『法の精神』揃、中公文庫の『大谷光瑞』揃などもあった。

 

 

トキシラズはたくさんの文庫、新書、星新一の本、漫画、文学書があって、中には双葉社の『童夢』や『ハイウェイスター』もあった。

 

清泉堂倉地書店はたくさんの文庫、『新日本古典文学大系』を持ってきていて、値段も400円〜500円。その中には珍しい『古事談 続古事談』もあった。

 

 

ピエト文庫は、大阪の本、古地図、SF、大江健三郎の単行本、内田百閒の旺文社文庫などがきれいに並んでいる。その中には筑摩叢書の『近代文学論争』揃もあった。

 

 

COSYO COSYOは平台にたくさんの文庫、新書、単行本を並べていて1冊200円、3冊500円。中には講談社文庫の『田中角栄研究』、新潮文庫の『戒厳令の夜』揃、『難波古京考』なんかもあった。

 

楽人館は朝鮮関係の本、東洋文庫、辞書、戦記ものの文庫などがあれこれ並んでいる。シルヴァン書房の店主が椅子にドッカと腰掛けてお元気そうだった。