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古本屋日誌
『月刊タイガース』の10月号が今日発売で、早速こうてきて一読。
今回は優勝記念特別編集とあって900円するのだが、9月7日のいろんな角度からの写真がたくさん載っている。
またスポーツ5紙のキャップの長文コメントも掲載してあって興味深い。とりわけスポニチの倉世古洋平氏のコメントは目を引いた。
彼によれば岡田彰布監督の投手起用は「人情が垣間見えた」という。「疲労が見える先発投手を失点するまで投げさせたり」敬遠するか勝負するかの選択をバッテリーに任せたりしていたという。
それに対して藤川監督は打たれる前にスパッと投手を交代させたし、敬遠か否かの判断はバッテリー任せではなく、必ずベンチで判断していたという。
確かにその通りで、ピッチャーはあくまで投げ続けたいものだから、岡田はその思いに寄り添っていたというのが「温情」なのだ。
倉世古氏は藤川監督の言葉として「無理をさせて防御率を3点台、5点台にすることは簡単にできる。そうさせないようにしている。防御率を1点台で素晴らしい状態にあると思わせることが大事」というのを引用している。
なるほど1点台に保つことでピッチャーのメンタルを鼓舞し、またそれを見る相手バッターが心理的に圧倒されてしまうことまで計算していたということなのだ。
というわけで、素直な感想として、岡田彰布監督のピッチャー起用には問題があったのではないか❓という疑問が湧いてくるね。
現に岡田監督はテレビの解説で、最多勝や防御率のタイトルがかかった才木を早くに降板させた際、語気を強めて「そらあかんよ、投げささんと。タイトルがかかってんのやから」と藤川采配を批判していた。
去年惜しくも優勝を逃したのも、前半戦で打撃陣がみな一様に振るわず、得点力不足に陥った際、藤川監督のようにピッチャーを素早く替えて、失点を事前に防いでいたら結果は変わっていたのではないのか、とも思えるのだ。
このあたりを倉世古さんがどう考えているのかは、当然書いていない。
そりゃ波風が立つようなことはスポーツ紙のキャップとしては難しいんだろうけどね。