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古本屋日誌
今日は昨日暑い中、重たい本を運んだせいで、肩や腕痛い。日能研関西に勤めていた先輩にこのところずっと手伝ってもらっているので、だいぶマシではあるが、寄る年波には勝てない。
8時半ごろ起きて、パンと冷やしてあった桃の朝食、注文のあった本を梱包し郵便局まで持って行ってゆっくりしてから、1時過ぎに下鴨に到着。
雨は降ってないが、地面はびしびしょで、のんびり歩いて糺の森に着いた。
森の中にはいく筋も川が流れていて、花森書林のマスターの話では、少し前に猛烈な雨に見舞われて、「ひどい目に遭いましたわ」とのことだ。
確かに急な雨でブルーシートをかけるのが遅れたのか、文庫本や新書本の置いてある100円均一の平台がぐっしょり濡れて、本もかなりダメージを受けている古本屋もあった。
糺の森の入り口近く、億ションの南側に数年前に鴨社資料館「秀穂舎」というのが出来た。古い民家風の建築でいかにも古そうに見せる京都の人たちの得意技が存分に発揮された建物だ。
ここと糺の森の中に新しく作った神宮寺復興の庭園、さらに下鴨神社の本殿(国宝)と大炊殿(重文)の3箇所に入れて800円という有料参拝券を販売している。
しかしこれは下鴨神社の歴史を学べるし、糺の森を散歩して、池亭庭園も見れるし、さらにてくてく歩いて国宝や重要文化財の建築物を目にすることもできるわけだから、値打ちもあるし安い。
国宝と最近の建築物を抱き合わせにし、新しい方もそれらしく装うことで古風な感じが醸し出されて、実に京都的な金儲けの手法だと感心する。
実はもう少し南側、もともと民家が立っていた、50坪はゆうにある正方形の区画が数年前から更地になっていた。
今年は、その一角に赤い、神社の神域を示す木の板が張り巡らされて、その奥には木製の小さなお社が建てられていて、参拝できるようにしてある。
由緒を書いた立札、賽銭箱もあって、それによればこの場所にはもと「天神宮社」というのがあった、この近くには学問所の先生たちがするでいたのだそうだで、令和18年に予定される遷宮の際にこの社も復興されるのだという。