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古本屋日誌
今日から27日まで、河原町の丸善ジュンク堂の地下二階のイベントスペースで、古本市。
早速11時の開店に合わせて行ってみた。
ここは10坪くらいのスペースなので、普通の古本屋一軒分くらいの量(7000冊くらいだと思う)しかないのだが、なかなか面白い本もある。
またレジは丸善ジュンク堂の従業員が担当していて、古本屋が輪番で担当する形でないのが珍しい。会期が27日までのロングランなので、古本屋がやるとなると人手をそれぞれ取られて大変だろう。
参加しているのはほとんど京都の古本屋だが、大阪と熊本からも一軒ずつ来ている。
熊本は「古本タケシマ文庫」というのだが、たくさんの面白い文庫本、新書の他に美術書もあって『六浦光雄作品集』(1000円)は久しぶりに見た思いがした。
京都の「ロンドンブックス」は嵐山に店舗を構える人気の古本屋で、いろんな文庫本の他に諸星大二郎などのマンガ、吉村昭の『神々の沈黙』の朝日新聞社から出た単行本なんかが目を引いた。
二条城のそばに店がある『待賢ブックセンター』は、京都関係のたくさんの本、沖縄の本、岩波新書を並べていて壮観だ。沖縄の本の中には10年くらい前に出たアメリカ軍の沖縄戦の記録(3000円)、宮田登の『ミロク信仰の研究』(2000円)なんかもあった。
これは俺の感想なんだが、店舗を持っている古本屋は基本的には地域の古本屋として、近所のお客さんが持ち込んだ本を店主の判断で買い取って、それを自分の店で販売するスタイルだと思う。
通販もしているのだろうが、客注を取り、本を探し出して梱包して郵便局やヤマト運輸の出張所まで持ち込んでという手間は、店売りの手軽さからすると、あまり歓迎されないのではないか。
だから古本市に参加する際も、通販価格よりは安い売値になることがしばしばあるような気がする。
それに対して通販で生計を立てている古本屋は、通販での相場に精通しているから、古本市でも基本的にはそのラインで値付けするのではないだろうか。