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古本屋日誌
今日は10時から枚方の岡東公園で「ひらかたブックバザール」という一日限りの催しがある。
Xで見てみるとかなりたくさんの個人や出版社などが出店するようだ。ただアップしてある画像を見ると、同人誌の類が多いように見えた。
せっかくだから昼前に行ってみた。
枚方市は40万都市なんだが、駅近辺にほぼ古本屋はない。
TSUTAYAの運営する新刊書店がT-SITEにあるが、全面ガラス張りのビルの壁面に、高く本棚が組んであってそこには洋書の類が並んでいる。
これは売り物ではなく、雰囲気を出すための装飾で、その前時代的なセンスには驚くばかりだ。
本は読むためのもので、飾りにするものではない。そういう下品な書店が駅前に蟠踞する街というのは、俺の記憶でもまあないな。
それはそれとして、梅雨明けだという酷暑、陽の光が容赦なく照りつける中、枚方市駅すぐの公園に行ってみると、30くらいの白いテントやキャンプに使うような三角のそれが並んでいる。
他にも子どもに絵本の読み聞かせをするブース、コーヒー、カレーなどを販売するセクションなども設けてあった。
肝心の並んでいる本だが、やはり同人誌風の個人で出しているマンガやミニ本が多くて、俺には合わなかったな。
なんでも当初は4時まで開催することになっていたが、暑すぎるため2時までに短縮したとのことだ。
同人誌や個人誌、自費出版の本は要するに目立ちたい、自己主張したいというポストモダン下の現代社会に極めて普遍的に存在する現象であり、人口が40万もあれば、それなりの商圏を形成できるのだろう。
出版物の裾野がひろがることであり、喜ばしいと思う。
ただこの手の催しは、コミケ的なイベントとして各地で開催されていて、屋内会場で、規模も巨大だ。お客さんも早くから並んで盛況なわけで、敢えて枚方で小規模な催しを開く意味はよくわからない。