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古本屋日誌
2025-06-11 23:41:00
以前、大した古書価でなかったのに、ふと気がつくと高騰している本がある。
岩波文庫の『南総里見八犬伝』。
馬琴の傑作長編で、くだらない本しか無い徳川時代では、ピカイチの作品であることは間違いない。
全10巻で、挿絵も付いていて、楽しい本なんだが、活字が細かい、読みにくいという点がネックのように思っていた。
それで、これまでは5000円もだせば、いいコンディションの全巻揃が余裕で買えた。
元々岩波書店からハードカバー、箱入り上製本で全10巻が出ていて、それの文庫版なんだが、単行本の方が活字も大きいし読みやすく、こっちの方を欲しがる人も多い。
ところが、このところ文庫本が高騰していて普通のコンディションのでも12000円くらいする。
他に河出文庫から全2巻で南総里見八犬伝の現代語訳が出ていて、これも人気だし、まだまだ普通の本屋で手に入れられる。