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古本屋日誌
2025-06-04 12:03:00
タイガースの監督となった藤川球児がメジャーに行く前に書いた『未熟者』という新書がある。
この中で2007年9月の甲子園でのドラゴンズ戦の話がある。
5対5の同点の9回表、ツーアウト2、3塁で4番のウッズと対戦して、ストレートばかり11球投じて、結果タイムリーを打たれた。
これに関して藤川は「『変化球を投げるべきだった』と言う人もいたけど、それには反論したい」と書いている。
その根拠として挙げているのが2008年の4月8日のウッズとの対戦なんだが、7球中4球フォークを投げたが、ウッズが振ったのは2球目のフォークだけで「「ほ〜ら、降らないやん」。それが僕の素直な感想だった」とある。
でも、これでは説得力はないな。
だいたい2007年の話なのに、翌年の対戦時のデータを示しているのは訳がわからない。
また彼はウッズはフォークを振らないと言いたいわけだが、彼が挙げた反論の中で、ちゃんとフォークを振っている、むしろストレートを全然振っていないわけだから、支離滅裂だ。
同じ本の中で、岡田が藤川の投球スタイルについて「真っ直ぐで空振り三振を取るのもいいけど、もうちょっと安心できる投球をしてほしかったな。(中略)実際、2007年の甲子園でのウッズとの対決はオール直球勝負やった。藤川はもう、それをとやかく言えないくらいの地位にはなったけど、ベンチとしたら、あそこで打たれてほきくないわいな。もうちょっと〝遊んで〟投げるというか〜」と述べているのだが、その通りだよな。