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古本屋日誌
今日から谷町四丁目の古書会館で古本市。早速朝から行ってみた。
希縁庵という古本屋が初参加していたほか、横丁、寸心堂、矢野、厚生、唯、ディック、真木、汎、シルヴァン、アジア号、ソニック、杉本などが出ている。
横丁は大半の本を半額で販売していた。『大阪方言事典』『未開社会の性生活』『秘境西域八年の潜行』芙蓉書房版の上、下、『福助足袋の六十年』なんかも置いてあった。
矢野書房は上村一夫の様々な作品や花輪和一作品集、天牛書店の創立者、天牛新一郎の著者2冊(サイン本)に扇子を付けたセットを売っていた(5000円)。
暫く混み合った会館内で本を見てから、てくてく歩いて中央大通りに面したアパホテル一階のレストラン「銀のゆば」(11時半から)でランチ(950円)。
今日は、ビフカツか、ブリカマかどちらかを選ぶメニューで、他に2種類のおとふ、サラダ、ヨーグルト、オレンジ、ご飯、わかめのおつい、コーヒー、ミルク、オレンジジュース、野菜ジュースなんかがバイキングとなっている。
以前は、店の名前の生湯葉もあったし、もっと食べ放題メニューが多かったが、諸物価高騰の影響でこうなったのだろう。
ゆっくり過ごしてから、再び1時過ぎに古書会館に出向いてみたら、朝の雑踏は過ぎ去ってゆっくり本を見れる。
初参加の希縁庵はいろんな『毎日グラフ』を出していて、その中には70年の大阪万博の特集号もあって(400円)大判、フルカラーで50年前のイベントを眼前で楽しめる。
横丁のブースには出口王仁三郎の『霊界物語』も置いてあって500円だが、半額の250円で買える。
アジア号は地図や鳥瞰図、いろんなチラシなんかも出していて中にはキャバレーのチラシなんかもあった。(3000円)。
矢野書房は『別冊太陽』も並べていて、その中に千葉のホキ美術館の特集号もあって、島村信之の写実絵画なんかを楽しめる。
汎書店には『宮本百合子選集』全12巻揃が並んでいて、紐で結えてあるのだが、1500円だ。安いよね。
宮本は共産党の委員長だった宮本顕治の嫁だったのだが、文学者として極めて立派で、インテリの女が地縁血縁のしがらみや、周りの無理解にもめげず、日々災難に見舞われながらなんとかやりくりしていく日常を淡々と書いていて感動的だ。
それほどの才能がありながら、しかし世間ではなぜか評価されていない。つまり世間の評価など偏見に満ちていて、ふし穴だということだ。