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古本屋日誌
2025-05-14 20:19:00
東京の、揚羽堂という古本屋の店主が2005年に書いていたブログ日記が本になっている。
『古本屋残酷物語』というタイトルなんだが、一読してだいぶ大袈裟なタイトルだと思ったよ。
のんびり本を扱う商売ができると思って店舗を構えたものの、客がなかなかついてくれず、結局店は閉めざるをえなくなり、別の場所に事務所を構えて、通販や催事中心の本屋になったというお話だ。
東京は何商売であれ、恵まれた地域であることは間違いなく、古本屋などはとりわけそうだと思う。
大学もたくさんあるし、出版社やマスコミは圧倒的なシェアだから仕事で本を使う人がたくさんいるからだ。
それにもかかわらず、店舗を構えての経営は2005年の段階で行き詰まっており、一方ヤフオクや日本の古本屋サイトを通じての通販は好調だったことは示唆的だ。
つまり甘やかされて、大名商売が出来る東京ですら、古本屋業は容易ではなくなっているということだ。
それにしても東京はいいよね、この揚羽堂も朝日新聞からの取材申し入れがあるし、その後はNHKからのも来た。大阪ではなかなかそういうことは起こらない。