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古本屋日誌
2025-04-21 12:32:00
大阪で1番の古本屋は天牛書店なのだが、マスコミや新聞社からの取材もあるようだ。
天神橋店に、まだ安藤さんがいた頃の春先、俺が本を見ていたら、ある新聞社の新入社員がやってきて、「この商店街のお店を回って、レポートをしているのですが、少しお話を聞かせていただいてもよろしいでしょうか❓」と言っている。
「いいですよ」となって
「このところAmazonだとか、ヤフオクとか、古本を売るプラットフォームが多様化していて、そういう通販の売り上げも伸びているようです。お店をやられていて、脅威に感じられることはありませんか?」
「うちはAmazonでの販売もしていますし、日本の古本屋サイトでも販売しています。そのへんのことは十分わかっていますね」
前々から天神橋店の人たちからは「店の売り上げよりもネットでの売り上げの方が多いんだから、そういう時代だよね」という話は聞いていた。
店舗販売VS通販などという図式は成り立たないことくらい分かりそうなものだが、バカは仕方がない。
「最近で1番大変だったことはなんでしょうか❓」
「それはうちの店の通販サイトを立ち上げた時ですね、本当に大変でした」なるほどカード決済などで、気をつかうことが多いんだろう。
俺が最近の天牛書店で、前と違うなあと思うのは線引き本の扱いだ。
前は天神橋店なんかでは、レジのところで盛んに消しゴムを使って鉛筆や赤鉛筆の線引きを消している姿が見られたが、このところはお見受けしたことがない。
線引きのある本はその旨明記して安く売ってるわけで、客の中にははその方がいい人もいるだろう。
つまり古本なんだから、コンディションがよくないのは当たり前、線引きなんか気にならないという人もそれなりにいるのだ。