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古本屋日誌

2025-04-15 15:30:00

うちは自前でホームページを運用していて、売っている本を目録として載せているが、注文は年に一回くらいしかない。

 

その上で本の更新をしていないから、注文があった本が売れてしまっていることも多くて、お客さんにはご迷惑をおかけしてしまっている。

 

 

 

Amazonは集客力はあるが、ナンバーワンでは決してないと思う。

 

メルカリ、ヤフオクと比べて、特段客を集めているとは思えない。

 

 

その上で手数料は本の代金と送料を足した金額の15%であり、それ以外に1冊売れるごとに140円取られる。(今月15日から、それまでは80円だった)さらに月間登録料が5200円くらい必要になる。

 

 

こういう必要経費の高さに加えて、出品件数が多い。

 

30件、40件などざらで、つまり同じ本がずらり40冊も並んでいるわけだ。

 

客にしたらコンディション表記がわかりにくいのではないだろうか。

 

 

写真を載せることもできるのだが、古本屋の方であまり利用しているようには見えない。面倒なんだろう。

 

 

一方で例えば梁石日の幻冬舎文庫の『闇の子供たち』なんか、実は値段は大したことはない上に、たくさんの古本屋が出品しているものだから、自分の店の本が目立たなくなっている。

 

 

それで新しく、ブランド品だとして、ネット上に登録する古本屋もいて、同じタイトルの本が乱立している。これが本をアップするときに邪魔なのだ。

 

 

結局これだけ、古本屋がみなAmazonめがけて本をアップすれば、値段もどんどん下がっていく。

 

 

例えばちくま学芸文庫の『ナマコの眼』など値段が23円、送料350円で売っている。

 

つまり373円で400ページもある、読み応え十分な面白い研究書が手に入るわけで、これは古本屋が仕入れとして十分使える値段だ。

 

 

古本屋の方も、なんでもAmazon一択で、何も考えないのはやめた方がいいのではないか。

 

 

メルカリは経費は売れた値段の10%で、Amazonよりだいぶ安いし、それ以外の費用は不要だ。集客力は高く、普通の本なら問題なくすぐに売ることができる。

 

 

問題は登録時に起こる。写真を添える必要があるのだが、これは問題なく、撮影したものを簡単にアップできる。

 

 

イライラさせられるのは、その後だ。

 

本に付いているバーコードをスキャンする仕組みがあるのだが、これがなかなかうまくいかない。きちんとバーコードにリーダーを合わせてもうんともすんとも行かない。

 

 

実はデータをアップするにはこれ以外にAIを使う方法もあるのだが、AIさまは本の写真から数秒間お考えになり、その後本のタイトル、作者、書誌データなどをさらりとスマホ上にアップされるのだが、かなり間違いが多いのだ。

 

 

例えば車谷長吉のデビュー作『塩壺の匙』の写真を撮り、それをヒントにAIに考えさせると、『霊亀の塩』となって、本の説明には「車谷長吉による亀についての様々な小説集」と出てくるのだ。

 

 

これは「壺」という漢字が、本当はこの字ではなく、みなさまご存知の通りややこしい字体なので、知恵がまわりかねるAIにはハードルが高いためなんだろう。

 

 

 

さて、ヤフオクは手数料は8.5%くらい、他にもプレミアム会員の料金が毎月500円くらいで安い。

 

 

集客力は高く、俺の見るところAmazonやメルカリと比べても遜色はない。

 

 

問題は品物をアップする際に起こる。

 

1番イライラするのは撮影した写真がうまくアップできないことがしばしば起こることだ。

 

 

10秒くらい待たされた挙句、タイムアップしましたと表示されてやり直しとなる。

 

仕方なくスマホのライブラリーに保存してある写真をアップしようと試みてもやはり失敗することがあるのだ。

 

 

これは構造上の欠陥だと思うのだが、改善される兆しはないな。