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古本屋日誌

2025-02-04 13:28:00

中学受験の進学塾の日能研関西での過労死事件のことだ。2000年の1月に起きた。

 

3点目の注意点として、この塾の仕事のやり方を考えている。

 

 

俺は1995年の初めにこの塾の社員になった。(すでにキャリアを積んでいた東の紹介による)

 

この年は1月に、あの大地震があったので、バタバタしていたが、日能研関西では、初めての大阪進出、上本町開校があった。

 

生徒募集のための保護者会が開催されたのだが、その配置シフトは、前日の夕方になってようやく出たことに衝撃を受けた。いくらなんでも、遅すぎる。

 

地震で業務が滞っている要素はあるだろうが、長時間の勤務になるのに、前もって予定がわからないというのは大きな問題で、こういう悪しきスタイルが労働者の負担になったことは明白だ。

 

俺は、上本町校での勤務になったのだが、仕事前の雑談の中身が社長まで届いていることにも驚いた。

 

例えば、3月下旬から4月にかけて春期講習があるのだが、授業は朝の9時始まりだから、いつもは昼からの出勤であるのに比べて、ものすごく早い。

 

「〇〇さん(今はもう定年で退職した国語の職員)俺そないに朝早う起きれるか自信ありませんわ」とグチったら、早速後日、社長から直接「須崎くんは春期はやく起きられへんゆうてると聞いている」言われたのだ。

 

これは日能研のシステムとして、社員のグチや雑談にまで目をくばり監視するようになっているわけではない。

 

そうではなくて、ある特定の人が上の歓心を買おうとやっていることなのだ。

 

しかし、そういうチクリは慎重にやらないとすぐ本人に伝わって人間関係の悪化を招くのに、よくやるよなと思った。

 

実際、算数の職員の悪口を上に告げ口したことがばれて、「おまえ、ええ加減にしとけよ‼️どないなつもりで上にゆうとんのや‼️」と怒鳴りつけられているのを目撃した。

 

 

その時怒鳴りつけられた国語科の職員は「…何ゆうてんのや…」と応対していた。

 

 

これで俺は、確かに密告みたいなシステムはないんだろうけど、上はそういう情報を欲しがっていて、上申してくる人に止めるように注意したり、指導したりはしていないんだな、と感じた。

 

 

問題のある発言なら、本来はその場で注意したり、叱ったりするべきだし、単なるグチなら聞き流せばいいだけのことだ。そういうこのが出来ない不健全な風土では人間関係がストレスになるのではないかと思った。