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古本屋日誌

2024-12-23 12:21:00

ブックオフは日本最高の古本屋であることは間違いない。

 

都心部に巨大な店舗を構えて交通至便、店舗は広く、明るく、清潔で、整理整頓されていて本が探しやすい。

 

幅広いジャンルの雑誌、文庫本、文学書、ノンフィクション、図録、美術書、人文系、実用書、レコード、CD、DVDなど、どの古本屋をも凌駕する品揃えで、普通の古本屋に飽き足りないお客さんを惹きつけている。

 

 

それなのに京都の三条駅ビル店や大阪の心斎橋店の現状は不思議だ。

 

 

三条の店で驚いたのは、同じ本がずらりと並んでいることで、講談社学術文庫の『日本書紀』(上、下全2巻)なんか17冊もずらりと並んでいる。

 

 

『続日本紀』(上、中、下)は8冊あるし、岩波文庫の『ブッダのことば』は7冊並んでいる。

 

また中公文庫の『フロイス日本史』が700円くらいの値段で7.8冊、数年前からずっと動かない。ちくま文庫の『大菩薩峠』も岩波文庫の『南総里見八犬伝』もずらりと並んだまま。

 

『日本書紀』や『続日本紀』は大学の教材になっていて、単位を取得したらもう不要だから、一斉にブックオフに売ったんだろう。

 

 

店側がいずれ売れると判断して買い取るのは、問題無いのだが、古本屋としてそれをずらりと棚に並べるのは理解できない。

 

また売れない本をいつまでも置いておくのも、場所代がかかっているわけで不思議な現象だと思う。

 

 

現状の三条駅ビル店は「いい本を買い取ることが出来なくて、何もならべる本がないので、とりあえず場ふさぎに並べておくかな」ということなんだろうか。

 

 

 

年末は古本屋の繁忙期であり、大掃除などで邪魔になった本の引き取りを希望されるお客さんは数多い。それにもかかわらず本を集められないというのが不思議なのだ。