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古本屋日誌

2024-12-22 12:30:00

新潮新書から奥窪優木の『転売ヤー闇の経済学』が出た。丹念な取材が行われていて、初めて知ることが多かった。

 

ディズニーランドやシーで新しく発売されたグッズの買い占めの話では、入場者1人あたり何個までと買える品数が決まっているのだが、バイヤーは入場ゲートで一度に4回入場券を示して、4人分の購入権利を獲得していた。(現在はできないようだが)

 

 

俺はディズニーにもUSJにも何の関心もないから、どうでもいい話だったが、驚いたのは自治体が発行している、二割引であれこれ買える商品券のネタだ。

 

去年は大阪市発行のやつがあって、本屋でも使えるし、魅力的なんだが、大阪市民限定で、門真市民の俺は手に入れられなかった。

 

 

ところがこの本によれば、適当な住所、偽名で登録しても、はねられることはなく簡単に商品券を手に入れられたというのだ。

 

 

確かに住民票と照らし合わせれば、記入された住所や氏名がデタラメだとすぐ判明するだろうが、人件費などの手間を考えると自治体側はやらなかったのだろう。

 

 

ほかにも1人1回しか申し込めない限定品でも、アドレスチェックが行われているのに、1人で何人分もの購入権を手に入れているのだ。

 

 

何でも同じアドレスだが、ドットを入れる位置を変えれば、問題なく申し込める上に、購入権獲得のメールは1つのアドレス宛に全部送られてくる、というのだから驚くほかはない。