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古本屋日誌

2024-12-20 13:31:00

今日から谷町の古書会館で古本市。

 

 

朝は冷え込んでいたが、前日は出荷以外何の仕事もせずに家でくつろいで、早寝したので、問題なく朝から行ってみた。

 

今回は、文学書専門の矢野書房や洋書を揃える寸心堂が参加していなかった。

 

 

真木書店はちくま学芸文庫の『ニーチェ全集』をたくさん売っているほか、集英社文庫の森瑤子の本をたくさん並べていた。

 

 

古書ディックはきれいな新書、文庫本。ここの本はいつもとりわけ状態がいい。

 

アジア号は一枚刷りのほかに『南方熊楠全集』が目を引いた。

 

12月は正月休みを控えて、大掃除に精を出す人もかなりいるようで、初旬までは古本屋に引き取りを頼んでくるお客さんが多い。

 

だからたくさんいい本が集まっていて、今月はこれからも京都、大阪で古本市がある。

 

『本の雑誌』1月号、ライターの岡崎武志の連載で、古本業界は供給過剰なので、買取価格も伸び悩んでいる旨の話が書いてある。

 

東京の古本屋で岡崎が見聞きした話として、『接木の台』で有名な和田芳恵の全集を100円均一でこうたとある。

 

店舗を構えて古本を売るのは、東京ではなかなか難しい。(大阪、京都も同様だな)何せ土地が高すぎる。

 

何代か続いてビルを構えているのならまだしも、高い家賃に人件費まで支払ってペイするのは困難だろう。

 

 

でも通販での売り上げは店舗のそれを遥かに上回っているのは間違いないわけで(だから店を続けられるのだ)、岡崎の話は一面的すぎる。

 

 

店舗であれ、通販であれ、売れたらいいわけだからトータル的には本は昔と変わらず売れ続けている。