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古本屋日誌
ブックオフは、本のチェックが甘く、線引きがしてあるものも、気づかずに値段を付けて並べてあることがしばしばある。
たくさんの本が集まってきて、人手も限られるだろうから、致し方ないとは思う。
欲しい本なんだが、よく見たら線引きがあって、記されている値段では買いたくない時はレジに持って行って「すみません、この本かなり線引きがあるんですけどね」と申し出ると「あーすみません、じゃあ110円にしておきます」てな感じで値引きしてくれた。
ところが最近はそうでもない。
三条店では、2階の大型本コーナーで佐藤健寿の『奇界遺産 2」が2600円で出ていた。
今のところこのシリーズは3まで出ているんだが、2だけは持っていない。
チェックしても問題なさそうだ。早速レジで勘定してもらい、京阪で出町柳まで乗って地上に上がったすぐにあるロッテリアに入って、スマホを充電しながら、読んでみると相変わらず面白い。
ところが扉紙がないのだ。ハードカバーの表紙をめくったすぐのところには赤紫色の遊び紙があるはずなのだが、カッターか何かでスッキリ切り取られている。
仕方ないのでまた三条店に戻ってレシートを添えて申し出て、俺としては半額くらいにきてもらいたいと思っていたら「あーこれはすみませんね。これではお売りできませんので、返金しますわ」となってしまった。
ブックオフの方針として、線引きなどの欠損のある本は見つけたら販売せずに処分するとなっているのかは、聞きそびれてしまった。
その後何回か三条店に出向いたが、この遊び紙のない『奇界遺産』をみることはなかったので、潰しにしたのかと思っていた。
ところがまたしばらくして(返金してもらって二カ月くらい後)出町柳の枡形商店街にある古本屋「エルカミノ」に出向いて本を見ていたら『奇界遺産 2』がある。まだ手に入れてないので、早速手に取ってチェックしてみると、この本も遊び紙がスパッと切り取られていて、値段は2500円だ。
本当のところはわからないが、三条店の本じゃないかと俺は思うのだ。
遊び紙だけが切り取られている『奇界遺産 2』がそんなに都合よく2冊も近所で出てくるとは思えないからだ。
またその少し後でブックオフ心斎橋店の2階で、書名は忘れてしまってのだが、ちくま文庫のある本で、1200円となっていたが、チェックしてみたら、かなり線引きがある。