Welcome

古本屋日誌

2024-11-28 14:32:00

天王寺公園はJR天王寺駅の西側に広がる都市公園で、明治に開催された内国博覧会の跡地がもとになっている。

 

 

現在は有料化されて「天芝」と称される広い芝生地や飲食店、ドッグランなどもある。

 

 

しかし、俺の子どもの頃と比べて、完全に別物にされてしまっていて、あまりの変貌ぶりにはあいた口もふさがらないよ。

 

 

以前の天王寺公園はまず無料だったし、入り口には鉄製のリボルビングドアが設けられていて、市民はちょっと重たい横に伸びる鉄の棒群を手で「よいしょ」と推して入場する仕組みで、ちょっとした非日常感があったが、今は跡形もない。

 

 

公園内はフランス式の庭園となっていて、芝生が敷き詰めてあるが中には入れない。

 

動物園に続く沿道の北側には巨大なドーム型の温室を備えた植物園の建物が長々と続いていた。

 

これは明治の博覧会時に設置された施設で、戦災にもあわず、珍しい植物を楽しむことが出来たのに、今は破壊されて何にもない。

 

黒田家の門のすぐ南側には公会堂の跡地の石段が残っていて、そこからはるかに西を眺めると広い公園の芝生の先に黒々とした天王寺ステーションビルが聳えているのが見えた。

 

 

しかしこの石段も今はない。

 

またステーションビルも名前が「天王寺ミオ」と変えられたのみならず、外観も白っぽくなり、また減歩されて少し低くなっている。

 

 

動物園に続く坂の入り口、北側には丸い二階建ての図書館があったのだが、これもいつのまにか破壊されてしまい跡形もない。

 

 

このようになんでもかんでも破壊して、どうでもいいくだらないモノを作るのが大阪の連中の趣味であって、もうこれは治すことはできないだろう。