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古本屋日誌

2024-11-13 12:48:00

今日もかなりぬくい。11月の半ばなんだが、日中は汗ばむくらい、20度をかなり超えている。

 

仕事で神戸に行かないとならないのだが、お昼前にJRは事故があって不通にになっているので、京橋周りではなく天満橋から東梅田に出て、阪神電車を使うことになった。

 

 

介護が必要な老人のデイケアに従事している久坂部羊が講談社現代新書から『人はどう老いるのか』を去年出した。

 

 

想像の通りわがままで、医者や職員泣かせの老人の姿が書いてあるのだが、歳をとると今まで当たり前にできていたことが、出来なくなるとか、腰や膝をはじめ不具合が出てくるのは必然であるとかいうことをわかってない人がたくさんいるという。

 

 

これはエイジングケアと称してサプリを摂取したり、適度な運動を心掛けたり、生活習慣を改めたりしたら、若い時のコンディションを保てるのだという宣伝が蔓延していて、それに踊らされているからなのではないかと久坂部は書いている。

 

 

結局老化に伴う不具合を嘆くのではなくて、死に至る準備として捉えて、その不具合を楽しむ心構えが必要だというわけだ。

 

 

これはすでに『荘子』内篇で説かれている考えなのだが、2000年以上の年月をけみして同じ知恵が論じられるのも面白い。