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古本屋日誌

2024-10-11 20:36:00

今日から来週水曜まで、天王寺さんで大規模な古本市。

 

早速朝から行ってみた。

 

大阪だけでなく、京都、神戸、滋賀、岡山などからも古本屋がテントを出している。

 

 

天王寺よりにいつも通り設けてある100円均一コーナーはたくさんの人で賑わっていて、今回は文庫本や新書もたくさんあった。

 

 

この近くには本部のテントがあって、荷物を預かってくれる他、宅配業者に依頼して1700円で、23キロまでの本を送ることもできる。

 

 

岡山から来ている瀬戸内アーカムハウスという古本屋は、いつも大量の古書を300円均一で売っている。ちらっと見ただけでも1960年に出た三一新書なんかがあった。

 

 

京都から来ているシルヴァン書房は、店主がお元気そうでありがたいことだ。和本もたくさん並んでいて興味深い。

 

滋賀から来ているクロックワークはレコードなどたくさん売っていて、いつも大繁盛だな。

 

大阪の小町書店はいつも「1冊300円、5冊で800円」で販売していて、商売が上手いよね。

 

 

3冊こうたら900円になってしまうから、無理にあと2冊買おうと客はすることになり、結果長いこと止まってくれる。そうなるとまた欲しい本が見つかって結局5冊以上こうてくれたりするのだ。

 

 

鶴橋の楽人館は「10冊以上」買うと半額にするセールをやっていた。これも商売うまいよね。

 

 

あじあ號は近代史を専門にしていると思うのだが、おまけで仕入れるのだろういろんな本を安く売っている。平台には「ブローカー大歓迎」との札が立ててある。以前は「せどり大歓迎」とかの表示があったが、面白いよね。

 

 

池崎書店もいろんな文庫本や、文学書が並んで壮観で、いつも驚かされる。

 

 

 

 

 

古本市は本当に大変な苦労があると思う。

 

重たい本をわざわざ倉庫から引っ張り出して、天王寺さんまで運んで、6日間販売して、その間雨もあるかもしれないし、また終わったら売れ残ったものは撤収する必要がある。要するに短期間のあいだに宿替えを2回やってるようなものだな。

 

 

そんな苦労を厭わず、毎年毎年、古本市が開催されているのは、やはり客層にポイントがあるようだ。

 

普段古本屋はおろか、新刊を扱う書店にも行かない人が、古本市にはたくさんやってくるのだ。

 

 

もちろん本が安いからでもあるし、大規模な催しだから、暇つぶしにもなるし、骨董品や、茶器、着物、古道具なんかも売ってるから面白いのだ。

 

 

そういう人たちは、普段はまったく本を手にすることはないから、どんな本でも、というのは古本屋から見てまったく価値のない本であっても、親しく手にとって、立ち読みしてこうていってくれる。

 

 

これが古本屋にとって大きな収入源になっていると俺は思っている。