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古本屋日誌
2024-10-06 11:14:00
現代社会がかかえ続けるバカの問題はなかなか深刻だ。
振り込め詐欺という犯罪においても、宝くじに当たっただの、特別給付金があるだの、およそ普通の人間なら信じるわけがない荒唐無稽なストーリーが作られて、それに引っかかる人が一定数いる。
ストーリーはむしろ荒唐無稽なほどいいのだ。バカを見分ける指標として使えるからだ。
どこの職場でも、長年やっている業務がきちんと出来なかったり、同じ失敗を繰り返して学べない人がいる。
銀行の窓口でも、通帳を持って現れて「これな、1円引かれてますねん。どないなってまんねんやろな」と血相変えて詰め寄るバカがいる。
「あーこれね、半年分のお利息1円がついてますねん。マイナスちゃいます。プラス1円です。」と言われて赤恥をかいたのに、それもたくさんの人が待っているのにもかかわらず「あのな、この頃寒なったり、暑なったりしまっしゃろ。頭があれなってますねん」とまだ話し続ける。
人の能力には、はっきりした差異があるから、これは仕方のないことなのだ。
そういうケースは周りの心優しい人や、優しくはないが、仕事なのでやむなくケアを引き受けている人たちがいることで、なんとかなっている。
バカの存在は煩わしいこともあるのだが、その一方で恩恵を受ける時もしばしばある。
職場ではバカ相手に真面目に競争を仕掛ければ当然勝つから、地位の面でも収入の面でも潤うことができる。
日常でもバカな人はいつまでも現金で支払ったり、アプリを使わなかったりするから、その余分な支払いは、ネット決済での還元の一部になっている。