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古本屋日誌
2024-09-06 11:16:00
雑誌『情況』の8月号がトランスジェンダーを特集していて興味深い。
コラピントの『プレンダと呼ばれた少年』にある通り、人間は2種類の染色体からなっていて、その違いは明白であり、外性器なんかを変えたとしても、男女の違いははっきりある。
そもそも、この本はユダヤ教の家庭に生まれて、すぐペニスの皮を切り取る宗教上の儀式があって、その際間違ってペニスも切り落とされてしまった少年の話だ。
やむなく女の子として育てることにしたのだが、ずっと女として育てられたにもかかわらず、次第に男が好むような服装や仕草を示すようになったという。
ところが、昨今男女の染色体はグラデーションがあって、いろんな性別、性的嗜好がある、と先の知見を否定するような論が見受けられる。
去年の最高裁判所の判断では、肉体的な改変を経なくても、性別の変更は可能だとする見解となっている。
性別は自認で十分だといわんばかりの話になってきていて、これは科学的知見を否定しているわけだから、おかしな話だ。
『情況』の特集はタイムリーで、しかも様々な視点から問題を論じているようだ。