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古本屋日誌

2024-08-29 15:12:00

ちくま新書から歯黒猛夫の『大阪がすごい』が出た。

 

大阪の魅力をいろんな人に紹介する本で、それなりに学ぶべき点もあった。

 

大阪府の面積は以前は日本で一番狭かったが、今は香川が最下位になっているが、これは関空が出来たためではないとか、環状線の天王寺駅が阿部野橋の下にある理由とか、船場センタービルが西に向かって低くなる地形に従って建ててあるとか、なかなか興味深い。

 

 

また、なかなかよく調べていると思うのは新快速の話だ。

 

大阪京都間(距離は42.8キロ)を新快速なら29分、時速は89キロ、最高時速は130キロなんだが、JR東日本の東京八王子は、距離が47.4キロで、中央線の中央特快だと時速57キロ、時間は最速で55分かかるとある。

 

なるほど首都圏は真っ直ぐに線路が引けないからなのか、高速運転には限界があるのだな。

 

以上、良いところがある本なんだが、不満もある。

 

俺が大阪の魅力だと感じるのはくだらない阿倍野の再開発地区(単に伝統的な街並みを破壊しただけ)だとか、うめきた地区(どこにでもある繁華街)なんかではない。

 

街中から郊外電車で手軽に京都、奈良、神戸、和歌山に行けることだ。

 

東京地区にはない文化財に短時間で接することができるし、岩湧山、生駒や六甲の雄大な自然にもすぐに行くことができる。

 

琵琶湖で泳ぐのだって短時間で行けるし、有馬温泉もちかい。

 

野球だって甲子園は、東京のどこの球場であれ、比べることがバカらしくなるくらい素晴らしいものだ。このあたりを強調してもらいたかったよ。