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古本屋日誌
2024-08-27 16:16:00
集英社から橘玲の『DD論』が出た。
この本によれば、今日、世界が直面するほとんどの課題はどっちもどっちとしかいえない面がある。
かつてのように「正義はこっち‼️」などとおいそれとは言えないという。
ロシアのウクライナ侵略戦争にしても、イスラエルとハマスの戦争もそうだ。
ハマスは、パレスチナ住民を犠牲にしても、イスラエル人抹殺を目標としていて、その戦いを「聖戦」と位置付けている。
もし今後ハマスが、核兵器やら高度なIT兵器を入手したならば、間違いなくイスラエルに向けて使用するだろうから、現在の軍事作戦もやりすぎ感はあるはものの、理解できないとまでは言えないのだ。
なるほど、もっともな話だよな。
それはさておき、この本で改めて学んだのは男女のパートナー選択の戦略の違いだ。
欧米で流行っている出会い系アプリは、近くに住んでいる対象者を画面に表示できるようになっていて、興味をそそられた相手には「いいね」をすることで返事を待てるそうだ。
そこで明らかになったのは、男はとにかくどんどん「いいね」をしていくのだが、女の方は自分に送られた「いいね」を徹底的に吟味してようやく、お眼鏡にかなった男にだけ返すのだということだ。
これはもちろん男は、精子をいくらでも作れるが、女は卵子の数は限られているし、妊娠、出産は長期に渡って、肉体、精神両面に大きな負担となるという男女の遺伝的な違いによるものだ。
今のリベラルな社会では、自分らしく生きることが最優先となっていて、そこに便利な出会い系アプリが現れたわけだから、女が男をはじめの段階で吟味する傾向はますます拍車がかかるのだ。