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古本屋日誌

2024-06-22 12:49:00

今日は昼前に谷町の古書会館に出向いた。

 

昨日から3日間、小規模な古本市が開催中だ。

 

今回は文学書を扱う矢野書房と古文書なんかを出している古本横丁が参加しておらず、そのスペースは他の古本屋が主に文庫本をたくさん並べて埋めていた。

 

2日目ということで、ゆっくり本を読む眺め、読んで確かめることもできるから、古本市は2日目、3日目なんかの方が魅力的に思える。

 

 

この古本市のお客さんはあまり話をしてる感じはないな。

 

好みの本を手にしてためつすがめつ、吟味してやまない。

 

古本屋に本のことをたんねることはない。(ふ、俺の方が、おまはんなんかよか、よう知っとんねん)というスタンスだろう。

 

 

谷口ジローの『孤独のグルメ』と似た雰囲気だ。

 

あれは松重豊の主演でドラマ化されて、一部に受けている。本を読むという行為も、喧騒の巷で誰にも邪魔されず、一人の時間を楽しめるわけだからな。すぐ北側に大洋珈琲があって、かなりうまいコーヒーを持ち帰ることもできる。

 

 

さらに道をわたるとコンビニがあって、イーティングスペースがあるので、れいこーをしばきもってこうたばかりの本を楽しむことも出来る。

 

 

古本市では、杉本梁江堂がたくさんの『上方趣味』を出しているのに驚いた。

 

この雑誌は大正時代から昭和17年にかけて、大阪や兵庫(今津)で発行された月刊の雑誌で、著名な作家が芸能や名所旧跡、風俗、伝説、地名なんかについて、あれこれ論じたエッセイと木版画が収めてあるものだ。あまり見たことのないほどの量なのでびっくりした。

 

 

他にもアジア号が『日本生活図引』を何冊か出していた。この大型本は昔の市井の風習や産業、生活習慣、祭礼の写真を集めたもので、詳細なキャプションが魅力的だ。