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古本屋日誌
晋遊舎から2015年にムック本で『Amazonせどり完全ガイド』というのが出た。
ブックオフとかドンキホーテとかそういう量販店でせどりをしてAmazonやヤフオクで売って儲けましょうという本だ。
ブックオフについては、なんでも2万点に及ぶ店で売られている商品の値段とAmazonの価格を比較してみたとある。
安く仕入れてAmazonで売るとしたら86万くらい儲かるのだそうだ。
本当に20000点も調べたのかどうかもわからないし、やってることがくだらないな。そんな都合よく売れないからだ。
また、2015年段階で、ブックオフでは見切りになったゲームソフトが一番よく儲かるとか、月曜の朝に行くと、土日にたくさん売りに来た本やソフトが並べられるので効率よく仕入れられるとか、せどりを効率良くするためにこういうアプリを使えばいいとか書いてある。
バカバカしい話だな。
いい品物が入ってくるかどうかなんか、その時にならないとわからない。機械的に月曜だとか午後何時とか言えるはずがないからだ。
しかしこの程度のことは誰でもわかりそうなことでしかなく、面白みにかける。
すでに30年くらい前から三才ムックからは『裏物の本』と題した突撃ものの雑誌が出ている。
ここには、借金返済でマグロ船に乗せられるとか、スナックの客のつかないバカホステスが出会い系に登録して、モテない男を騙しているとかいろんな噂の真偽を実際にライターが体験して確かめるという企画が載っていた。
このAmazonせどり本では、あの機械を使ったビームせどりをブックオフやドンキホーテその他の量販店でやってみて、店員から注意されるかどうかを調べていた。
結果は、ブックオフでレジ横に並べてあった赤いラックの本をビームで調べていると、「やめてくれ」と注意を受けただけで、そのほかの店では何も言われなかったとある。
これもくだらないな。
店としてはビームであろうが、なんであろうがたくさんこうてくれる客はありがたいわけで、基本的には文句は言わないからだ。