Welcome

古本屋日誌

2024-03-25 00:33:00

土曜は、岡崎公園の美術館で開催中の村上隆の展覧会に嫁と出向いた。

 

 

まず、京阪三条からてくてく歩いて東山三条。相変わらず「マルシン飯店」は行列ができているが、俺は入ったことはない。

 

東大路通を南に歩いて、かなり離れているにもかかわらず「知恩院前郵便局」とネーミングされているのを尻目に殺して、半三郎帆布店も過ぎて、デニッシュ食パン屋の「ボローニャ」に出向く。

 

ここで990円の特用セットを購入。今回はノーマルとレーズンが一斤に小さいチョコ。

 

 

東大路通をとって返して東山三条交差点北東にある三階建の「マクドナルド」にたくさん客がいることや、その横のタバコ屋が健在で、タバコのほかに展覧会のチケットや漫画雑誌を売っていることを確認した。

 

 

前は通りを挟んでエロ本専門に売っている本屋があったが、これはもうない。

 

 

以前の京都は観光だけではメシを食えず、エロとセットで商売していたが、今やエロなどなしでやっていけるようになったのだ。

 

 

さて、一つ北側を入り「山梨製餡」、なかなかうまい最中のお店だ。

 

残念ながら日曜日は休みだ。仁王門通を東に入って京都文教があるのだが、いつもながら壁に柔道の大会で誰やらが優勝したなどと大きな垂れ幕を掲げていて、その下品さには驚かされる。

 

子どもの、しかもマイナースポーツですらない柔道など、誰が興味を持っているのだろう。その程度の常識すらない。

 

疏水沿いに歩いていると、観光船「へいあん」が航行している。

 

雨にもかかわらず8分がた席は埋まっていて素晴らしい。

 

まだ桜は蕾だが、このところの雨で疏水は増水していて、いつもの悪臭は全然ない。お客さん方はラッキーだよ。

 

 

やがて左手に、90年前に出来た帝冠様式の美術館が見えてきた。

 

 

中庭には10メートルの金ピカの巨大な「お花の親子」像が聳え立っている。

 

また会場入り口にはこれまた大きな仁王像が睨みをきかしている。

 

目玉としては横幅が18メートルもある『洛中洛外図屏風』、やはり13メートルある赤い龍、都の四方を守る四神の絵図などが耳目を引いている。

 

 

そして今何よりも尾形光琳をパロった「風神雷神図屏風」だ。

 

 

村上隆は自信家だから、あと100年もしたら俺の風神雷神が国宝になるだろうと思っていそうだ。

 

 

展覧会の図録はまだ出来上がっておらず、4月下旬になるのだという。

 

 

それでも千客万来で、強い雨にもかかわらず外国人客も多い。

 

 

美術館を出て、南に向けててくてく歩いて白川沿いの小道を通って、再び三条京阪、三条大橋を渡って河原町下ルにあるビアホール『ビアthirty』に2時過ぎに入った。

 

 

ここは以前と経営者が変わったとかでメニューもかなり変わっている。(薄く切ったりんごにチーズを添えたのもなくなった)(すぐ南の、古本屋大学堂は先日閉店してしまった。)

 

しかし相変わらず大きなガラス窓越しに、河原町通を歩く人たちをゆっくり眺めながらビールを飲み、美味しい料理をいただく醍醐味は失われない。