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古本屋日誌
2024-02-22 13:44:00
万葉集を奇怪な奈良弁に翻訳して人気の佐々木良が3冊目の『式部だきしめて』を万葉社から出した。
大河ドラマ便乗みたいなタイトルだが、相変わらず面白い。
浦島子の歌の翻訳は次のようになっている。
(浦島は慣れ親しんだ乙姫にしばしの別れを告げて、生まれ故郷に帰ってきた)
「ところが大阪に帰ってくると、優勝するはずのない阪神タイガースが日本一になっていて、御堂筋パレードをしていました。
ウソや…ありえへん…と、しばらく考え込んだあと、
「せや!これは夢や!現実に戻る方法が、妻からのメールに書いてあるんやな!」といって、メールボックスをあけます。」
白い煙が立ち上り、浦島はたちまち白髪の翁になってしまうわけだ。
タイガースの優勝、日本一が起こり得ない出来事の例えとして使われているわけで、面白いね。
現実のタイガースファンの心情に即した表現だからね。