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古本屋日誌
2024-02-09 09:56:00
今日から高倉の京都古書会館の三階で小さな古本市。早速朝から出かけてみた。
場所は丸太町高倉下ル、周りには喫茶店があんまりないな。
パン屋はあるから、京都の人はそこで美味しいパンをこうて、家で楽しむのだろう。
さすがは京都‼️と認めざるをえない素晴らしい品揃えで、感服いたしました。
ちょっと面白かったのは目録だ。
300円で販売していて、50ページにわたって、カラーで魅力的な本や錦絵、直筆、地図などが並んでいる。
錦絵では徳力富吉郎のが多かった。徳力は京都や大阪の風景画をたくさん残している。
その中で『創作版画 京洛三十題』という昭和11年の版画集が出ているのだが、赤尾照文堂のものは「木函、帙入」で176000円となっており、インディゴブックスのは同じ版画集だが、90000円となっている。
しかし木函や帙のことはキャプションに書いてないから、ついてないのだろう。
中身はおんなじなのに、そういう外の装飾の有無で、かなり値段の差が出るのだなあ。
まあ俺はこういう骨董品には何の興味もないけどな。
また玉城文庫が、江戸後期の「皇都四条河原の納涼図」という絵を198000円で出している。この絵のタイトルで京都は「皇都」となっている。
それに対して同じ玉城文庫が出している「大坂西京間鉄道線平面概略図」は明治10年だということなんだが(値段は88000円)、京都は「西京」となっている。
明治に江戸が東京となって、遠慮したような表記だよな。
「皇都」とかいうのもアホらしいけど、少なくとも江戸への遠慮や配慮はないな。
それが明治10年にはえらくへりくだってるけど、いつもお高くとまっている京都の人たちらしくないな。