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古本屋日誌
カラオケ屋はコロナ騒ぎでは、客足も途絶えて大変な打撃を受けた。
しかしようやく元の繁栄を取り戻している。
中でも業界大手のジャンカラは「コンセプトルーム」なる特別室を提供している。
20人くらいは収容できるスペースの大きな部屋で、真ん中にバーカウンターがある部屋、特別巨大なスクリーンを備えている部屋、会議ができそうなテーブルを備えている部屋など工夫が凝らされている。
近所の寝屋川駅前の店など、受付も支払いも全て機械化されていて、店員と顔を合わすことなく部屋に入っていけるシステムだ。
曲目にしても、本人画像があるのは昔からだが、本人歌唱もたくさん入っているのは素晴らしい。
カラオケはメロディだけが流れて、それに乗っかってお客さんが歌うシステムなのに、その歌手本人が歌ってしまっているのでは、YouTubeとかミュージックビデオと変わらない。
しかし、大画面で流れるテロップを見ながら、ビールを飲みながら、歌いたい時にはマイクで歌えてというのは、なかなか経験できないことなのだ。
俺の好きな中島みゆきは、これまで本人歌唱は入っていなかったが、昨日京都の河原町三条店に行ってみたら、たくさん入っていた。
(店員さんに聞いてみたら、部屋によって導入しているカラオケの種類が違っていて、本人歌唱があるタイプの部屋は限られているが、かなり前からあることはあったとのことだった)
『時代』『世情』『地上の星』『旅人の歌』『糸』『銀の龍の背に乗って』『麦の歌』なとなどコンサートで中島みゆきが歌っている映像がいくらでも流れるのだ。
これだけの曲目があって、しかも大きな画面に容易に映し出せるとなると、これはこれで、値打ちがあると思えた。
もちろんそれに合わせて歌うこともできるが、そんな無粋なことは慎んで、ただもう聞き惚れるだけのひとが多いのではなかろうか。