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古本屋日誌

2024-01-22 13:10:00

NHKのBSで『いけずの京都たび』という番組があって、先日10回目の放送を記念して89分の拡大版が放送された。

 

 

ミュージシャンの西川貴教が井上章一の導きで、様々な京都の魅力を発見していく番組だ。

 

 

今回は「せめすぎる京都」というタイトルで、京都が伝統にあぐらをかくことなく、時代に応じた改革を施すことで生き残ってきたという話だ。

 

 

しかし、俺は全く別の見解がある。

 

京都は革新的どころか、極めて因循姑息な街だと思う。

 

 

番組では食の上で革新を貫く例として、祇園の料亭(ナレーターの田畑智子の実家だ)が山芋の団子の中にウニを入れる工夫をしている、これまでは団子の上からウニをかけていたのだが、客をびっくりさせるために考えだというのだ。

 

 

その程度のことは大阪であろうが、東京であろうがやっていることだ。

 

 

そもそも京都の、あのにしんそばや鯖寿司、そして祇園祭の際にありがたがって京都の人たちが食べる鱧てなんなのかな❓全然美味くない。

 

徳川時代には輸送手段や冷凍技術がなかったから、貴重なタンパク源として意味があったろう。

 

しかし今の時代そのような代用食めいた食材をいつまでもありがたがる必要があるのだろうか。

 

 

鱧なんか、落としで梅肉とかより、天ぷらにした方がまだ旨いのに、そういうちょっとした工夫すらせず、旧套を墨守するだけ。

 

またお蕎麦にしても昔通りに作るものだから、つなぎにいろんなものを入れてしまう製法で、食べても蕎麦の味が薄れてしまう。

 

 

そして何よりも京都は観光都市であるために、料金が高いくせに美味しくない店がたくさんある。

 

 

というわけで俺はこの切り口に大いに不満があるのだ。

 

そもそも、仕掛け人が井上章一だ。

 

彼は去年工藤美代子との対談本を出した。

 

工藤美代子は、あの関東大震災での朝鮮人虐殺について「それは朝鮮人に、皇太子暗殺の企てがあったから行われたことだ」と主張する本を出している人物だ。

 

 

こんなまともでない女と対談するなど、どうかしてるよ。