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古本屋日誌
2023-12-30 08:39:00
今年はタイガースが優勝して、日本一にもなった年で素晴らしかった。
若い選手ばかりなのであと何回かは優勝できそうだし、ありがたいことだ。
古本業界は後継が見つからないとか、老齢で仕事を続ける体力がないなどの、中小企業あるあるのために廃業する店も出ている。
京都は学生が一か所に集まっていて、古本屋が商売しやすい地域なので、老舗の古本屋が街の中心部に何軒もある。
しかし三条河原町にあった「京阪書房」は今更地になっているし、そのすぐ南にある「大学堂」も今はシャッターを閉ざしたまま。
俺は大学の2回生のとき、この店に並んでいた三一書房の『プロレタリア文学大系』のセットを10000円出してこうたのだ。
この中に木村良夫の『嵐に抗して』が入っているからなんだが、今考えると高い買いもんだったな。
ちょうど近所のおばさんが店に来ていて、レジのおばさんに「こんな高い本買う人おるんやなあ」というのだ。
俺に言うたらええのに、なんでか店のおばさんに言うんだから不思議だったな。京都の人は変わってるなと思ったよ。
俺は「いや、全部で9巻もあるし、木村良夫のやつはなかなかおもろいんやで」と返したら
「さよですか、それよかったね」で別に食いついてこない。
美術書などを扱っていた「平安堂書店」も今はモータープールになっている。