Welcome
古本屋日誌
CS放送のG+で、1973年10月10.11日の後楽園でのジャイアンツ戦のプレイバック放送があった。
半世紀前のテレビ映像だが、まだまだきれいに見ることのできるレベルのもので大したものだ。
2試合とも解説は村山実なんだが、素晴らしい大阪弁を除いては、くだらない自慢話と浪花節に終始して不快だった。
村山実はフォークボールを得意としていたが、それを古沢に教えたのだが「まだまだあれでね、フォークを投げる時はウデが真っ直ぐの時より少し高く上がるんですね。私がフォークを習得できたと思えたのは引退の3年前でしてからね」という。
村山が立派なピッチャーだったことはようわかっているわけで、自分であれこれ述べ立てる必要はないのにな。
11日の試合では2回までに7-0と大量リードを奪いながら、6回に上田が、なんか訳のわからない選手にライトスタンドにスリーランを放り込まれて逆転される。(でもタイガースは反撃して結局この試合は引き分ける)
この時の村山実の解説は「あれはもう打った選手を褒めるしかないですね。それ以上何もないです」
田淵幸一の配球は外角一辺倒で、それを狙い打たれたもので、本来は内角に何球かいっておくべきだったのだ。
後楽園などという狭すぎて、当てただけの打球がスタンドインしてしまう球場なんだから、球を散らしてタイミングをずらさないといけない。
アナウンサーが「降板した上田はベンチで泣いていたそうです」と伝えると、村山は「プロなんだから、打たれて泣くようではね、泣くのは勝った時やないとね」
プロ野球は興行なんだから、ショービジネスとして選手が喜怒哀楽をあらわにするのは結構なことだ。批判する意味がわからないな。
それにしても当時のタイガースはかっこよかった。
向こうの4番は王なんだが、華奢で神経質な感じで、打席でも念入りにフォームやら手の感触やらを確かめて、落ち着きもない。
タイガースは、田淵幸一、どっしりしていて、それでいて鋭いスイングでレフトにアーチを描く。
10月10日の試合では6回、2-5で負けていて、ノーアウト満塁のチャンスとなった。そこから2番と3番の遠井が三振してツーアウトとなった。
この三振は本当にあっという間のもので(2番バッターなどは3球三振だ)ピッチャーに球数を投げさせて疲れさせるとか、次の打者に球筋を教えるとか、そういう駆け引きは全くない。
もう雑魚はいいんだ、みんなブチを待ってるでしょう‼️わかってんねんから‼️という感じなのだ。
さて、田淵の登場となって、レフトスタンドに満塁ホームランなんだよなあ。
かっこいいよなあ。