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古本屋日誌

2023-11-27 10:27:00

『文藝倶楽部』という雑誌があって、時折臨時増刊号を出して、地域特集をやっていた。

 

明治43年に大阪と神戸の号が出た。(そんなに珍しい本ではなく、今でも5000円くらいで手に入る)

 

 

大阪の家庭の特色(風紀が乱れているという話)大阪人の服装の話(お出かけする時はきちんとしているのに、普段はだらしがない。夏なんか薄着で肌が透けて見えるから不倫の一因になってるという)があるほか、いわゆる「食い倒れ」のことも書いてある。

 

 

京都は着倒れなんだが、大阪は食い倒れだと言われている、との内容なんだが、具体的にどう贅沢なのかは書いていない。

 

 

「昔は食い倒れだけだったが、このところは着るものにも贅を尽くして、大阪も着倒れになってしまっている」とあるだけなのだ。

 

 

森田たまの『もめん随筆』にある通り、実際の大阪人の食生活はかなり質素だったのだと思われるのだ。