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古本屋日誌
今日はまんだらけのオープン日なので、早起きして行ってみた。
祇園四条から歩いて、高島屋の地下に着いたのは9時47分で、すでに長い行列が烏丸通まで続く地下通路にできていた。
通路の両側にはゲームのマリオの画面が大きくて描いてある他、ゲーム音楽が鳴り響いているし、冷房もないので暑いくらいだ。
係員がたくさんいて「任天堂に行かれるお客様は整理券が必要です、整理券はこちらで配布しています」とアナウンスしている。
というわけで、お祭りみたいな感じがしてきて、客の期待感を盛り上げる演出してとしてなかなかよい。
俺は、ニンテンドーには用はないのでそのまま列に並び、結局10時20分に入店できた。そのままエスカレーターで4階に出向いた。まんだらけは特段入場制限はしていなかった。
係の人に聞いてみたら「この店では漫画は扱ってないんです」とのことで、画集、精神世界、文学書、図録、写真集、この辺りは興味のあるところで、さらにソフビ、人形、ドール、トイ、雑貨なんかがたくさんある。
店内は伏見稲荷の千本鳥居を模して通路にたくさんの朱色の鳥居が並んでいて面白い。
さて俺が興味ある画集や写真集は、10時45分からレジ横に並んで、「ランダムに配る」という整理券をもらい、一人一冊ずつ買えるとのことなのだ。
「ランダムに配る」という意味がよくわからないし、値段もホームページ上には書いていないので、並んでも仕方ない気もするが、せっかくオープン初日の朝にわざわざ来たんだから、ものは試しで並んでみた。
並んでいるところのすぐ横に、ショーケースがあって、ホームページで販売を予告していた賞品が並べてある。
その中でも、渡辺克巳の写真集『新宿』が目についた。帯付きのやつで11000円とある。
俺はこの本を2回扱ったことがあるが、相場はそれくらいだと思う。
ただ帯がついているし、コンディションもよさそうだから、少し安い感じはしたな。買う人もいるだろうよ。
10時45分丁度に集合地点に居合わせたのは俺一人で、先頭となったが、整理券配布の11時には20人くらい並んでいた。
「では今から、先頭のお客様から整理券を引いていってもらいます。
その出た整理券番号の順に一点ずつ、ご希望の賞品をお分けします。
さらに欲しい商品があるばあいはあらためて列に並び直してください」とのことで、黒いレジ袋の中に番号の書いてある整理券が入っていて、先頭の人から順にくじを引くように一枚ずつ取り出していくのだ。
小学校の算数で習ったが、このくじの場合、当たり(この場合は整理券番号1のこと)を引く確率は先頭でも最後でも変わらない。
おれは真っ先にくじを引いたが、4番だった。2番目の男の客は6番で、1番は10番目くらいのおばさんが引き当てていた。
マンガは置いていないのだが、(ガロ、COM、少年マガジン、ジャンプなど雑誌のバックナンバーはたくさんあった)100円均一コーナーには小説や四六判の青年マンガなんかも少しあって、オープン記念にサービスしている印象を受けた。
また一万円以上こうた客にはくじ引きがあってTシャツなんかが当たるようなお楽しみもある。
店内はさすがにオープン初日だけあって混雑はしているが、雑沓というほどではない。
店員さんの人数はすごく多くて、レジにも3人配置されているし、誘導する人や、客からの問い合わせに答える人、エレベーター前で誘導したり、声かけしたりする人などもいて、買い物する側にはありがたい。
非日常の面白さを体験でき、また好きなものをたくさん買う楽しさを堪能できる場として、よく考えられている、と感心したよ。