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古本屋日誌
2023-10-10 23:13:00
東京新聞から小沢彗一の『南海トラフ地震の真実』が出た。
先にこの地震が、30年以内に発生する確率は80%なる報道がされていた。そういわれたら、もう地震が近いと焦りを覚える人も多いだろう。
しかしこれは過去3回の地震のデーターから割り出した数値にすぎず、あまりにもデーターが少ないために客観性がない。(過去千年くらいの正確なデーターがあれば確率も意味があるだろうが)
その上基準になっている地盤の沈降数値は徳川時代のもので、正確とは到底いえないものだというのだ。
こあたりのことは、審議会でも問題視されて、南海トラフ以外の日本各地の地震発生確率と同じやり方で確率を算出したら、今後30年以内に20パーセントとなった。
それにも関わらず、政治判断で20%は伏せられてしまったというのだ。
これまで南海トラフ地震が迫っているということで、その対策費に巨額の国費が投入されてきた。
結局それを削られたくないという、訳のわからない理屈で、不正確なデーターが使われているんだろうよ。
なかなかよく調べてある好著だ。