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古本屋日誌
2023-09-16 13:46:00
今、古書会館で古本市をやっている。
いつも思うのだが、朝から熱心にこういうところへやってくるお客さんは文学書が目当てなんだよなあ。
矢野書房や寸心堂が専門にしている近代文学や欧米の文学書には、開店と同時に人だかりが出来ている。
それに対して、京都のシルヴァン書房は古い写真なんかを専門にしている古本屋なんだが、古書会館にはそれは並べず、文庫本や新書、古い単行本をもっぱら扱っている。
古本横丁は和本を専門にしているようだが、300円均一で、むかしの単行本もたくさん並べている。
お客さんから買い取る本は自分の専門とは畑違いのものもたくさんあって、それらは捨ててしまうことも多い。
しかし古書組合に所属すれば、古本市や交換会で売り捌くことも出来る。
おりしも、来月、古本屋大学ということで、古書会館を使って、交換会での入札のやり方指南や組合員の古本屋の苦労話を聞くコーナー、さらには質疑応答も含んだ教室が開催される。
うちは古書組合には所属していない。
今のところメリットがないからだ。
商売は、詰まるところ方法論がちゃんとあることが大切だ。ルーティンワークで同じようにやって、ちゃんと同じように儲けが出れば、問題ないわけだ。
古書組合を通じて商売をするとなると、倉庫の準備、売り方の工夫が必要になるから、これまでの商売のやり方を抜本的に変えなければならない。
ちょっとそれはなあ、と思うわけだ。