Welcome
古本屋日誌
2023-08-16 16:38:00
今日は糺の森の古本市の最終日。
昨日の台風の大雨で森の中には至る所に川が流れていたようで、よく晴れた今日もくっきりと痕跡が地上に刻まれている。
本を並べた平台には二重にブルーシートがかけられていたようだが、それでもなお、雨粒が侵入して本が濡れそぼってパンパンに膨らんでしまっている店がある。
それにしてもここ糺の森は京都らしさが充満している。
出町柳駅から下鴨本通に向かい、大鳥居をくぐって糺の森に向かうと、御影通りのすぐ南側には参道の左右に億ションが建っている。
ここは元は武道館があったのだが、いつのまにかマンションになってしまっている。金儲けがしたいだけなんだろうけどな。
しかしここからが、京都のみなさまの興味深いところで、マンションの前に生えているたくさんの大木は生かしてそのままにして、小川を整備して、下草も植え直して左右にあるマンションを覆い隠して、あたかも悠久の昔から、このままですよー感を醸し出している。
そして森の中には水が溢れる泉がある。
大木の太い幹があってそこから清水がこんこんと湧き出してくるようなしつらえになっているのだ。
大木風の幹の下にはポンプが設置してあって、汲み上げているのは間違いないが、なんとなく、昔からある泉で、自然にこんこん湧き出してるんだよという感じを作ろうとしているのだ。