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古本屋日誌

2023-07-19 15:02:00

今日から阪神百貨店八階の催物会場で古本市。

 

朝10時の開店と同時に、地下一階のエスカレーターにたくさんの年配のお客さんが乗り込んだが(俺もその一人だ)、やはり、予想通り全員男というのが古本市の抱える問題だな。

 

 

でも例えば、堺筋本町にある会員制の卸の繊維問屋の寺内はタイムセールと称して、1日何回かワゴンに積み上げた鞄やバッグのタイムセールをやっている。

 

 

横に店員がスタンバッていて、「さあ〜皆さん、お待ちかねのタイムセール❗️〇〇のバックを始め、このワゴンの中のはすべて3000円均一❗️」とやっている。

 

この周りにたむろっているのは全員女だ。(ただし俺だけは例外、一人だけ男。)

 

 

寺内がこの現状をどう思ってるのか、わからないけど、扱う品物で極端な性比になってしまうのは仕方ないことなのかもしれない。

 

さて、阪神百貨店の古本市だが、毎年恒例で、レコードや紙もの(古い写真、観光案内、パンフレットなど)と併設されている。

 

大阪の古本屋のほか、京都、神戸、金沢、富山などの古本屋も参加している。

 

それにしても、このところの酷暑で、きなきなしていたところ、屋内のクーラーの効いた会場で、腹が北山ならすぐ上の階で満たすこともでき、地下に降りたらあのミックスジュースが飲めるという、まるで極楽か天国のような環境が用意されていてありがたい。

 

 

それに比べて、8月の下鴨の古本まつりは、ものすごく暑いし、湿気も大変なものだ。

 

 

さらに蚊の襲来や、ほぼ毎日やってくる突然のスコールを考えたら、よくそんなややこしいところに行くものだと我ながらあきれてしまう。

 

 

しかし、コレクターの心理としては下鴨のような過酷な環境の方が、満足感が大きいのだろう。

 

 

コレクターは本を読むひまなどない。そんなことなんかよりも、コンプリートすることに喜びを感じる生き物だ。

 

 

全精力を収集に費やしている。

 

 

そのように、収集の過程が人生の全てになるから、血と涙の結晶みたいな時間を持つ方が、楽して集められるより、遥かに価値があるのだろう。

 

 

俺は、コレクターでは全然ないので、下鴨の古本まつりは改善してもらいたいといつも思っている。屋内の会場でやらないものなんだろうかね。

 

 

以前は糺の森の南にあった大きな道場(体育館みたいな建物だった)で古本まつりを一部開催していたけど、今はその場所に億ションが建っている。