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古本屋日誌

2023-07-02 22:59:00

古本の相場はどんどん下がっているという古本屋が多い。

 

京都の知り合いの古本屋は

 

「俺はもう28年、この仕事やってるけどな、相場が上がったことはないな。以前はね、たとえば岩波新書みたいな本でもな、古本屋が値上がりを見越して新刊でこうたりしたたんやで。

 

今はそんなもん、考えられへんけどな。『大漢和辞典』なんか今は揃いで8000円やで、重たいのにアホらしなるわ」とのことだ。

 

俺もこんな話を聞く聞いたことがある。

 

小樽で大学の先生をやっていた人が、定年で京都に帰ることになり、古本屋を呼んで、段ボールに入れた本の山の査定をしてもらった。

 

さて、やってきた当たるの古本屋さん、大して中身も見ずに「これ一箱1000円ですわ」というから、老先生、腹を立てて帰らした。

 

(こんな田舎では仕方ない、京都の古本屋に売ったらええ)と考え直して、宅配業者を呼んで京都まで運ばせたところ、運賃は30万。

 

 

さて、やれやれ、京都の古本屋なら大丈夫だろうと、むかし親しかった馴染みの古本屋を呼んで査定させたら、10万にしかならなかった。