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古本屋日誌
先日(6月29日)に久しぶりに甲子園に出向いてドラゴンズ戦を見た。
大竹は素晴らしいピッチングだし、打つ方もタイガースの打者とは思えない鋭いライナー性のあたりを連発して8点を奪い完封勝ちだった。
3番には渡辺が抜擢されていて、打率も1割台だし、「岡田は何考えとんねやろ」とぼやいていたところ、左中間に巨大なホームランを打ち込んだ。
岡田の選手の調子を見る目は確かだと考えざるをえないよな。
俺はずっと2008年の事態は、岡田の能力に問題があるからだし、そのバカをなぜまた監督に据えるのか疑問に感じていた。
また先ごろ出た文藝春秋のグラフィック雑誌「number」のタイガース監督特集号で岡田は2008年の事態をこう語っている。
「あれはシーズン途中なのに油断があったんや」
「優勝旅行でどこにいこゆう話が選手の間で出ていたと聞いてる」
でもね、今ようやく、15年経過して当時の選手状況を考えると、とても油断だとか、気の緩みで片付けられる問題でないことがわかる。
この年は夏場に北京オリンピックが開催されて7月初旬から1ヶ月間主力選手が抜けてしまっていた。
新井、矢野、藤川だ。
新井はスィングした際、骨折して結局はシーズンを棒に振ることになった。
その穴を埋めることになったのは林だったり、今岡だったり、野口だったりしたのだが、どう考えても力不足であり、このメンバーでは失速するのも仕方がない。
またこれは前からずっと言われてきたことだが、先発が弱い。
安藤、下柳、岩田では、誰一人完封はおろか、完投もできない。必然的にセットアッパー陣に負担がかかり、疲労の蓄積する9月になると打たれることになる。
岡田はそのあたりは十分わかっていたように思うのだ。
とりわけ新井が突発的な、予想もできない怪我で長期離脱して、その穴は他の選手では埋まらないことを思うと暗澹たる思いだったのではなかろうか。
でもそれを口に出すのは監督という最高責任者としてありえないことだ。
それで「油断」という表現を使ったのだと思いたい。