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古本屋日誌

2023-06-14 14:10:00

タンスにゴンのCMで長澤まさみが古本屋の店主と大阪弁で会話している。

 

 

長澤は横浜の出身だが、俺が聞いても問題のない大阪アクセントを操り、さすがはちゃんとした女優だという感じだ。(あまりにも下手な連中が多すぎるからでもあるけど)

 

 

しかし俳優は他人になり切るのが商売なんだから、それくらい出来なくてどうするということでもある。

 

 

市川崑の『ぼんち』は女の支配欲やらを描いた面白い作品だよなあ。

 

市川雷蔵扮する船場の足袋屋の若旦那の2号(3人いるのだが)が若尾文子なんだが、大阪の芸妓という設定で(今は大阪にお茶屋はないんだが)きちんとした大阪アクセントを使う。

 

船場のおおだなでは女子が生まれて欲しいと願っていたという設定だ。

 

おえさんによれば「男はあかなんだらそれで終わりやし。おなごやったら、よそから養子迎えてなんぼでもやっていける」。なるほどバカが跡継ぎになってしまったら、いくらおおだなといえ、店は傾いてしまう。

男しか生まれなかったら、それもバカだったら、女親も祖母もコントロールしにくい。

 

頭の切れる嫁を迎えてそわしたとしても、立場からして嫁のゆうことを聞くわけがなかろう。

 

その点女の子だった場合は賢かったらもちろん問題ないけど、バカの時もある。

 

そういう時は外からしっかりした婿を迎えてそわせて、商売はしっかりさせるということだ。

 

なるほどおえさんとごりょんさんは院政を引いて旦さんをコントロールするゆうことですな。