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古本屋日誌
スポーツグラフィック雑誌『number』の最新号はタイガースの監督特集だ。
岡田をはじめ金本、星野、ムッシュ、安藤、村山などの話だ。
もちろん興味深いのは2008年の恥さらしなV逸のことだ。
責任のある岡田から意味のある発言を聞きたいわけなのに、全くそれがこれまでなかった。
今回の特集で岡田は、2008年は油断があったという。
「何も決まってないのに」優勝旅行はどこへ行こうかと選手の間で話が出ていた、というのだ。
つまり戦力的にどうこうとか、選手起用に欠点があったのではなく、気の緩みが問題だったというわけだ。
確かに監督は現有戦力で戦うのだから、ないものねだりをするものではないというのはわかる。
しかし、それは戦っているその時の話だろう。言われた選手はやる気をなくすからな。
今年は2023年だし、2008年からはずいぶん時間が経過している。
改めて総括しているわけだから、戦略や戦力に問題があったと言うのは普通だろうと思うのだ。
もちろん岡田も「新井の骨折は痛かった」と今回話はしている。
しかし岡田にとっては、それでも十分優勝できる力を持っていたと考えているのだろう。
最大の問題は気の緩みだと。
だから昨日のライオンズ戦でも、チャンスでことごとく凡退した3番のノイジーを槍玉に上げて批判したのだろう。
「あそこで切れてしまう」「なんぼゆうても、初球のボールを打ってまう」「3番はノイジーに決まってない、そんなもんなんぼでもおる」
歴史から、指導者が学ぶことは加藤陽子が『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で縷々述べていた。
アメリカは蒋介石の自主性に任せて、共産党との内戦に介入しなかった。
しかし結果はだらしない蒋介石の大敗北で、全土を共産党に取られてしまった。
その教訓からベトナムには自ら積極的に介入したというのだ。
なるほど確かにアメリカ様は学ばれたのでしょうが、結局5万以上の戦死者を出した挙句、戦争に負けて共産側に全土を取られてしまいました。