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古本屋日誌

2023-05-02 20:59:00

店舗を持つこともなく、商売ができるのはありがたいことだ。

 

 

意味のない賃料の支払いがないし、光熱水費や人件費からも逃れられる。

 

 

俺のような気の小さい人間なら日々の売り上げに一喜一憂し、精神的に辛くなるだろうが、通販ならそんなことにはならない。(なんせネットの家賃は月に五千円くらいだからな)

 

 

お客さんもわざわざ時間を使い、交通費まで負担して店まで出向く必要はなく、欲しい本が居ながらにして注文できるんだから、ありがたいことなのだ。

 

 

ただ問題がある。

 

確かに知っている本なら通販は、極めて便利だ。

 

しかし、世界にはいくらでも本があって、中身も手に取ってチェックを入れないと、必要なのか、不要なのかよくわからない。

 

サイズなんかもA3ほどなのか、全く大きいのか、小さいのか、ネットの商品説明に添えてある何枚かの写真程度では、なかなかイメージがわかない。

 

 

だから店舗を構える古本屋や定期的に各地で開催される古本市は貴重なのだ。

 

なにせ、実際に本を手に取ってチェックできる。それ以上に「へえ〜こんな本が出てんねや」と新たな発見をつながる。