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古本屋日誌
2023-04-16 23:15:00
うちの古本屋は2011年に始めてもう10年は経ってるけど、お客さんから買取出来たことはほぼない、皆無だ。
世間ではホームページなどで、要らない本をダンポールに詰めて着払いで送ったもらえれば、査定して代金を指定の口座に振り込むという古本屋がたくさんある。
でも本を売るなら普通は近所の古本屋にするだろう。
適当に古本屋を選んで、買い取りを依頼したらあとはなにもしなくてもいいわけだ。
面倒な段ボール詰めや、梱包、玄関や一階までおろす必要も無い。
ところが着払いで送るとなると、自分で本を抜き出して、段ボールも調達して、詰め込まなければならない。
ゆうパックにせよクロネコヤマトにせよ業者に段取りつけて引き渡さないといけないし、着払い伝票を書いたり、身分証明書の写も同封しないといけないから、ひちめんどうだ。
それでも本を送る人が、相当いるようなのだ。
これは一つには、近所の古本屋に買い取りを頼むと、引き取ってくれない本がたくさん出ることによるものだ。
ほとんどの雑誌や実用書、エロ本、ハーレクィーンなどの文庫、自己啓発本などは引き取らない古本屋はいっぱいある。
その点、着払いでなら、なんでも送れるという安心感があるのだ。
また東京や大阪ならいくらでも、近場に古本屋があるが、それは全国的には稀なケースだ。
古本屋など存在しない地域は実に多い。
そうだからといって思い入れのある本をほかすのもしのびないのだ。
てなことにようやく思い至り、今後はうちも展開を考えてみよう思っている。