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古本屋日誌

2023-04-15 11:30:00

村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」が出た。

 

発売当日、京都のMARUZENで早速購入、この店では先着200名にこれまでの村上春樹の著作一覧を記した栞をつけてくれることになっている。

 

この本のあとがきによれば、この小説は1980年に『文學界』に発表した中編小説が元になっているという。

 

「内容的にどうしても納得がいかず(いろいろ前後の事情はあったのだが、生煮えのまま世に出してしまったと感じていた)」

 

「僕が書いた小説で書籍化されていないものはほとんどないはずだが、この作品だけは日本でも、他のどの国でもまだ一度も出版されていない。」とある。

 

古本屋として気になるのは「僕が書いた小説で」というところだ。

 

前から気になっていたのだが、随分前に文芸雑誌『海』にアメリカの小説の評論を村上春樹は、連載していて、完結もしているのに、なぜか本にはなっていないのだ。

 

 

出来が悪いと感じているのかもしれないけれど、今から連載分の『海』を探すのは大変だよなあ。